冬本番の寒い季節でも、着物を着ておしゃれにお出かけしたい!私と同じように思っている方もいらっしゃるのでは?
成人式の振袖や卒業式の袴を着る方や、浅草や京都など観光地で着物レンタルしたい方も防寒対策が気になるかと思います。
今回は寒い季節も着物を快適に楽しむための自分で出来る防寒対策をご紹介します。
そもそも着物は寒いの?
実は、着物は意外と暖かい装いです。着物を着る際は以下のように重ね着をします。
- 肌着(きものスリップ)
- 長襦袢(着物と同じ形をした下着)
- 着物本体
- 帯(お腹周りをしっかり固定)
このように、基本的に3枚重ねているため、身体の中心はしっかり温まります。しかし、特に寒さを感じるのは 首元・手首・足元 です。
【部位別】着物の防寒対策
1. 首元の防寒対策:ショールやファーマフラーを活用
着物に合う防寒アイテムとして、ショールやマフラー は必須です。
- カシミアショールやウールマフラー:上品で防寒性も◎
- ファーマフラー:ファーアイテムで、着物コーデを格上げ
- オリエンタル柄のストール:和の雰囲気にもピッタリ


2. 手元の防寒対策:ロング手袋が最強!
着物の袖は長めですが、手首はどうしても露出しがち。
- ロング手袋(指なしタイプ):スマホ操作や写真撮影もOK
- ファー付きの手袋:防寒&オシャレを両立


3. 足元の防寒対策:重ね履きやブーツで防寒
足元は特に冷えやすいので、しっかり対策を。
- 5本指ソックス+足袋の重ね履き:冷え対策におすすめ
- 裏起毛足袋:冬用足袋でさらに暖かく
- ブーツと合わせる:着物×ブーツの和洋ミックスコーデもおしゃれ


【気温差対策】着脱しやすい防寒アイテム
冬のお出かけでは、外は寒くても屋内は暖房が効いていて暑い こともあります。そんなときに便利な着脱しやすいアイテムを活用しましょう。
- 羽織(和風カーディガン):着物とのコーデを考えるのも楽しい!
- ショールやポンチョ:サッと羽織って温度調節
- 着物コート:襟元や袖のデザインを着物に合わせた着物用のコートもあります。



【もっと寒いとき】洋服用のインナー・レギンスで防寒
上記の防寒対策でも充分なはずですが、寒さが苦手な人やずっと外にいる用事があるとき、より防寒できる方法がインナーやレギンスを着ることです。着物用の暖かいインナーもありますが、皆さんご存じの、きっと1枚は持っているはずの、ヒートテックでOKです。ただし、以下の注意点があります。
- インナーはVネックやUネックを選ぶ:襟を抜いているので、下着が見えないよう前後を逆に着ましょう
- レギンスは股上が深くないものを選ぶ:股上が深いと帯や腰ひもに重なってしまうので、トイレのときに脱ぎにくいです


ここまで防寒対策すれば、雪国でない限りは問題なく、冬の着物ライフを楽しめるはず。
【まとめ】冬の着物ライフも防寒対策で快適に!
冬に着物を着る際の防寒対策を紹介しましたが、新たに特別な防寒アイテムを購入する必要はありません!
普段の防寒アイテムを上手に活用しながら、冬のおしゃれな着物コーデを楽しんでください!